有限会社アロー技研 の日記
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変化球
2013.06.24
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高田純次氏(東京都調布市出身。66歳。)
あたしが敬愛する漢のひとりです。
2フィンガー(古っw)でしょうか。
彼は美味しそうにウィスキーの水割りを飲んでおられます。
すると、ホステスさんに指摘されました。
ホ 『 高田さん、グラスを持つ手!どうして小指を立ててるの? 』
純 『 だって、親指立てたらグラス持てないじゃない! 』
脱帽でございます。
思いもよらぬ変化球ですが、絶大なる説得力です。
こういう発想の出来る男になりたいものです。
さて、本日も例によってコンビニでお買い物を致しました。
レジ前には先客が一人。
団塊の世代と思しき実年男性。
普通にお行儀よく彼の後ろに並んでおりました。
すると、一人の女性が、彼に何やら話しかけながら近づき、
あたしの右横を通過して、レジにお弁当の様な物を置きました。
彼の憮然とした雰囲気に夫婦関係を垣間見ました。
以下、あたしの推測。
妻 『 ちょっと!自分だけ先に会計済ませないで、あたしのお弁当も一緒に払ってよ! 』
夫 『(沈黙のまま)<お互い少ない年金生活なんだから、俺にたかるなよ!> 』
といったところでしょうか。
数十秒後、あたしの洞察力がいかにポンコツかを知る事となりました。
実はこの二人、全くの他人でした。
男性が沈黙を守ったのも至極普通のリアクションだった訳です。
という事は、このご婦人は?
そう。
どうやら、新手の横入りテクニックだった様です。
お見事!とは申しませんが、その角度からこの変化球を投じるあたり、
只者じゃぁないことくらい瞬時に分かりました。
店員もその手際の良さに酔いしれたのか、完全に横入り黙認です。
ずる賢く図々しく生きたいなんて微塵も思いませんが、
ありえない角度から、誰も知らない変化球を投げる。
この点につきましては、ある部分で参考にさせて頂きたく存じます。
直球が
走ってこその
変化球