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有限会社アロー技研 の日記

理解拒否

2013.07.01

前回の日記で、自分にない発想の素晴らしさについて述べました。

昨夜、目からウロコが落ちる思い、というか、眼球ごと転げ落ちるような

そんなショッキングな思いをする出来事に遭遇しましたので、

本日はその出来事ついて記述致します。


場所は、某和食屋さん。

同級生の店主が作る料理に惚れて、通っております。

昨夜は、独りで夕食を頂きに参りました。

カウンターに通されたのですが、二つ左の席には、

あたし同様、独りでお食事中の男性がいらっしゃいました。

程なくして、彼と店主と三人で話しながら食事を楽しむ感じになりました。


なんでも、彼は材料関係の研究に勤しむ大学院生で、

将来は大学教授になり、研究と教育を生業にしたいとのこと。

清潔感全開で、イケメンで、インテリで、人畜無害感満載のナイスガイ。

そんな第一印象でございました。


話が進むにつれ、あたしは自分の中に沸き出る、ある違和感に気づきました。

へ~。頭が良過ぎる人は、こんな考え方をなさるんだ。

と、あたしにはとても理解できない持論を存分に語って頂きました。


その中で、一生かかっても理解できないし、理解したくもない理論がこれでした。


人を殺める行為と、石を割る行為は同じようなものだ。


はぁ?

途端にけった糞悪くなったあたしは、彼を質問攻めにしました。


あ 『 自分の身内が殺されても、そう思いますか?』

彼 『 辛く寂しい気持ちにはなるが、出来事としては石を割る行為と同じ価値です。』

あ 『 だって、悪意を持ってまだ生きたいと願う人間の命を奪うのだよ?』

彼 『 では、命とはなんですか?例えば鍋だって、その金属内部では電子が常時動いていて云々。』

『 それに、善意や悪意なんて人間が勝手に色付けしたに過ぎません。』

あ 『 前半はともかく、後半は解る。時代や立場、価値観の相違で善悪は変わりうる。』

『 では、思いやりと意地悪の価値は同じなの?』

彼 『 はい、同じです。』

あ 『 そうか、君にとっては同じなんだね。』

『 森羅万象、学問で全て解明できる?』

彼 『 出来ます。』

あ 『 では、【虫の知らせ】はどう説明する?』

彼 『 可能性はゼロではない訳ですから、偶然起こりうる事です。』

あ 『 今現在、科学で解明されていない事はどう説明する?』

彼 『 学問が追いついていないだけで、いずれ必ず解明されます。』


というやり取りを小一時間ほど続けました。

結論。


幸か不幸か、彼の理論は完全に成り立っておりました。


世の中の最大公約数を常識と呼ぶなら、

あたしたちは皆、常識的な共通認識の中で生きています。

その社会の中で、互いに助け合い、平和に豊かに生きるための知恵です。

それが通用しない人種に、生まれて初めて遭遇しました。


いい刺激になった?

とんでもないです。

ただただ胸糞悪かっただけです。


これからも研究畑で邁進を続けていかれるであろう彼にとって、

上記の知恵なんて、枝葉末節であり、

何の価値もない【色付け】でしかないのでしょう。

そんな、可哀想な彼らの手柄によって、

世の中はこんなにも進歩し、便利になり、生き易くなりました。

と考えると、やりきれない気持ちで一杯になります。

なんて、面と向かって言ったところで、共通理解には至らない訳です。

彼の持論を一切否定は致しませんが、

絶対に絶対に、ああはなりたくない。

そう誓いました。 

理解拒否

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